以前、賃金統計データとして厚生労働省の令和3年賃金構造基本統計調査(賃金センサス)結果の概要をご紹介しましたが、今回は広島県内の事業所の統計データとして広島県商工会議所連合会の令和3年度広島のモデル賃金調査結果をご紹介します。
この調査は、広島県内13商工会議所の会員事業所(3,391事業所)に対し、郵送によるアンケート方式で調査したもので、令和3年7月の学歴・年齢・勤続年数別モデル賃金が掲載されています。
①大学卒・事務
22歳:20万4千円台(初任賃金)
25歳:22万3千円台
30歳:25万6千円台
35歳:29万5千円台
40歳:33万9千円台
50歳:41万1千円台
55歳:44万9千円台(勤続33年でピーク)
60歳:40万3千円台
61歳:31万9千円台
65歳:28万1千円台
②短大・高専卒・事務
20歳:18万4千円台(初任賃金)
30歳:23万7千円台
40歳:28万6千円台
50歳:36万6千円台
55歳:39万5千円台
60歳:34万9千円台(勤続40年でピーク)
61歳:28万2千円台
65歳:26万2千円台
③高校卒・事務
18歳:17万3千円台(初任賃金)
20歳:17万7千円台
30歳:23万3千円台
40歳:29万5千円台
50歳・55歳:37万5千円台(勤続37年でピーク)
60歳:32万1千円台
61歳:27万1千円台
65歳:25万6千円台
今回は、事務職のデータを紹介しましたが、調査結果では技術・労務職のデータや企業規模別のデータも紹介されていますので、以下のリンクよりご参照ください。
参考リンク
広島商工会議所「令和3年度広島のモデル賃金調査結果」
https://www.hiroshimacci.or.jp/investigation/model_chingin_2021/